なぜ家族が療養支援をするの?

介護生活にまつわるキーワード

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見ただけで逃げたい気持ちに…

普通の生活では接することのないこれらの言葉がある日突然押し寄せて来ます。その中で、暮らす楽しみ、生きる喜びを生み出していくのは…正直しんどい出来事。家族が介護のすべてを担うのは無理です。では、何を引き受け、何を手放すのが正解なのでしょうか?

見なかったことにして逃げたらどうなる?

もしもすべてを手放したら、仕方なく医師やケアマネージャーたちが代わりに考え、何かしらの手配をして、それなりに物事は進んでいくかもしれません。ただし、【最後に残る課題】は家族に戻って来ます。事態は悪化、重苦しさも増加しています。

療養生活の「選択と判断」は本人の権利

医師やケアマネージャーたちには「本人がどう生きたいか」を代理判断する権限はありません。家族は「命の代理判断者」です。早い段階から関わる努力をしたほうが、結果として自分も楽だし、本人も満足な選択と判断ができる可能性が大きいです。

家族が、介護と向き合おうと決心するには勇気が必要です。だからこそ、そう決心した時点で家族介護は「100点」だと思います。その先の頑張りはボーナスポイントです。そう考えると「ギブアップ」しても「失敗」しても、失点はありません。それを宮﨑家流「楽しいおうち介護」のルールとしました。ー著書『老いを育てる』よりー